コーヒー豆を挽いて粉にする作業が粉砕(グラインド)です。豆を挽く道具をミルといいます。ミルで挽く時の豆から匂いたつ香りを十分に楽しんでみて下さい。
コーヒー豆を挽くタイミングはコーヒーを入れる直前に必要な分量を挽くのがベストです。

粉砕(グラインド)
細挽き 味は濃くなり、苦みがちになります。
粗挽き 味は軽くなり、香りが立ち、酸味がちになります
深煎りコーヒーは細かく、浅煎りのコーヒーは粗く挽いて使うのが一般的です。
コーヒーの保存は密閉をしっかりとして、冷凍庫で保管して下さい。なるべく早くのむのがベストです。

器具別の挽き方
極細挽き エスプレッソ式
細挽き〜中細挽き サイフォン式
中挽き〜中細挽き ペーパードリップ式
中挽き ネルドリップ式
粗挽き パーコレーター式

水は大きく分けて硬水と軟水との2種類があります。ヨーロッパの場合は硬水が中心ですが、日本の水道水や地下水はほとんどが軟水です。コーヒーに使う水は汲みたての新鮮な水道水をお使いください。カルキ臭を伴う塩素臭は、水を沸騰させることで、ある程度軽減できますが、活性炭が入った濾過器を使用することで、さらに改善されます。また、コーヒーに使用する水は、二酸化炭素がいくらか残っているのがベストですので、長時間沸騰した湯や、2回以上沸騰した湯は避けて下さい。